インプラント

歯を失ってしまった
方への治療法

インプラント治療とは、歯が失われてしまった部分に人工の歯を埋入する治療のことです。

人工の歯根を顎の骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を固定します。 入れ歯やブリッジと異なり隣の歯を削って負担をかけることもありませんし、自分の歯と同じような感覚で強い力で違和感なく噛むことができるようになります。

また、下顎の総入れ歯が不安定で動いてしまう方や、上顎の総入れ歯で口蓋が無いものを使用される場合などには、インプラントによって入れ歯を固定する方法も有効です。

インプラントの寿命について

インプラント治療後の寿命

10年以上使用できるケースが96％
※お口の状態や素材により異なります

破損の際の保証について

当院ではインプラント体（骨とくっつく部分）は10年、被せ物は5年保証としています。
※定期的なメインテナンスが必要になります。

インプラントが
難しいケースについて

インプラントが難しいケース

インプラントは骨とくっつく必要があります。そのため骨が少ない場合や骨がない場合は難しくなります。
その場合骨をつくる手術がさらに必要になります。

その他、生活習慣で
インプラントが難しくなるケース

インプラント治療は生活習慣病に罹患している場合でも安定してる場合は施術可能です。
※生活習慣病：高血圧症や糖尿病、心臓疾患、脳血管障害（脳梗塞）、リウマチ等

内科医と連携し、患者様の状態を把握した上で行っていきますが、心臓病や脳梗塞などで血液をさらさらにする薬を飲まれている方は一時中断して頂く場合があります。

下記の場合は当院では施術することが出来ません。

• 頭頸部の悪性腫瘍で放射線治療を現在受けている方、もしくは近々その予定がある方
• その他の悪性腫瘍で一部の化学療法等の治療を受けている方
• 骨粗鬆症でビスホストネート製剤の服用をされ、薬剤の変更が不可能な方
• 上顎で、大きな骨移植をともなう症例の内、禁煙に協力して下さらない方

インプラント治療の
メリット・デメリット

メリット

美しさがよく、
再発リスクがすくない

自然の歯にもっとも近い構造のため、歯茎との境目などが美しく仕上がります。 また他の歯に対して手を加えることをしないため、菌がたまりにくいです。 そのため他の歯が虫歯にもなりにくいです。

耐久性がある

10年以上使用できるケースが９６％以上 通常の歯ブラシとフロス・歯間ブラシ等の使用で清掃できるため管理がしやすく、周囲の歯にはほとんど影響がないです。
骨とくっついているため、強固な固定となり長期間使用可能です。

機能的（咬む能力・使いやすさ）に優れている

咬む能力は自然の歯と比べて９０％以上です。入れ歯が20～５０％と言われるため、その差は大きいです。

デメリット

外科処置が必要

インプラント骨と強固にくっつくことで機能を果たします。そのため、骨の中にインプラントを埋入する必要があるため、外科処置が必要になります。 一本のインプラントの手術時間はおよそ30～1時間ほどで、来院してからお帰りになるまで1から1時間半ほどです。

治療期間が必要

インプラント体（骨の中に入るインプラント部分）と骨がしっかり固定するには2から４カ月ほど必要になります。そのあとに最終的な被せ物が作るため、インプラント治療開始からメインテンスまで4～半年ほどかかることがあります。

保険適用外

保険適用外の治療となるため、一般的な保険適用での歯科治療と比べて高額な治療となります。

インプラント治療の流れ

• カウンセリング（無料）
• 資料採得（レントゲン・模型・歯周病検査・口腔内診査・ＣＴ）
• 治療計画相談
• 治療開始
• インプラントガイドの制作
  （2週間から1ケ月ほど）
• インプラント1次オペ
• インプラント2次オペ
  （３～6カ月後）
• インプラント被せ物型取り
  （1～3カ月後）
• インプラント被せ物セット
  （10日～2週間後）
• メインテナンス

インプラント 治療費について

オプション（必要に応じて）

よくある質問

インプラント治療は
どのような治療ですか？

歯を失った箇所に人工の歯根（インプラント）を埋入し、歯を補う治療法です。従来は、歯を失った治療法としてブリッジや入れ歯が一般的でしたが、近年はインプラント治療を希望される患者様が増えています。

インプラント治療は
どんな方におすすめですか？

歯を失ってしまった箇所の治療で、他の歯を削って治療すること、他の歯のダメージを少しでも減らしたい方
入れ歯の装着感や異物感が苦手で取り外しのない治療を希望される方
入れ歯やブリッジなどで治療しているが不具合が生じている方や長期的に考えて他の歯が割れるリスクなどがある方

インプラント治療は
なぜ高額なのでしょうか？
(保険適用にならない理由)

保険適用の場合は、基本的な機能の回復が目的となります。
そのため、歯を失っている場所に入れ歯やブリッジが保険適用となります。
他の歯のことを考え、他の歯のダメージを減らせる方法や、より安定し機能的、審美的な治療になるインプラント治療は保険適用になりません。

インプラントをご検討中の方へ

インプラント治療は治療前からメインテナンスまで長期間に及びます。実績や信頼性ももちろん大事なことです。しっかり説明してくれることも大事です。 費用も大事なことです。

しかし治療していくにあたり、人と人、心が大事になると思います。医院の雰囲気や医院の先生の人柄、この先生ならお任せできるといった信頼がもっとも大事なことだと思います。当院では診査・診断・治療計画を立案し難しい症例の場合は専門医院に依頼するケースもあります。

医院選びにおいて

• 納得できるまで丁寧に説明してくれる
• 明確な実績や信頼性がある
• インプラント以外の治療も丁寧
• インプラント埋入後の咬み合わせの確認やメインテナンスの管理が行える

他院で断れた患者様のセカンドオピニオンには対応していますか？

他院で断られた方のセカンドオピニオンにも対応可能です。
診査診断の結果、信頼できる専門医に紹介する場合もあります。

当院のインプラントの強みについて教えて下さい。

当院ではインプラントにおいて、世界シェアNo,1のストローマン社のインプラントを使用しています。

すべての症例でインプラントの道しるべとなるガイドを使用しています。このガイドシステムを使用することにより、プランニングした場所にピンポイントでセットすることが可能となります。